2013-03-02

変な竿受けの制作 強力な吸盤とバンジーコイル

クーラーボックスに取り付ける竿受け、吸盤で固定するのですが、いかんせん100円ショップで購入した吸盤なので、吸着力に不安がありました。

いちおうテストをしてみたのですが、竿受けをつけたまま5時間以上くっついていたのですが、もっと強い吸盤はないのかと探してみました。

竿受けの制作する場合、フックの部分は不要なので取り外せば良さそうです。

ボートに魚探をつける場合にも、この吸盤であれば安心できそうです。

カメラをマウントするのに使われている方もいるので、強度(吸着力)は問題なさそうです。

カメラ並みに高いロッドであれば、少し高めですが信頼のおける吸盤を使う方がよいかもしれません。

私の場合は、竿受けを吸盤で固定しますがロッドには尻手ロープをつけているので万が一の保険はいちおうあります。






ロッドのお尻部分につけるバンジーコイル(バンジーロープ、バンジーコード)の強力なものは、強力バンジーコイルなるものがあります。

何度か100円ショップのバンジーコイルを踏んだ状態で竿を持ち上げて、切ってしまったので、強力なタイプなら少々お高いですが安心できるかもしれません。

私的には強力な吸盤を見つけたのが収穫でした。
これならボートの縁につけても安心できそうなので、竿受けをボートの外側につけるなんて、アクロバティックなことができるかもしれません。


樹脂粘度もよいかも?

相変わらず、何をやっているんだ状態ですが、竿受けの本体部分の素材を探していたところ、樹脂粘度がよいかもしれないと思いました。

いろいろ種類がありますが、モデナというものとモデナソフトというものが良さげです。

竿受け本体は底部が木材なのですが、この部分を樹脂粘度にしてみようと思っています。

2013-03-01

おゆまるで作る竿受け

作成している竿受けは手漕ぎボートで使うものです。

手漕ぎボートの船縁の隙間にバイスを入れて(下の写真の丸い銀色のもの)、竿受けを固定しようと考えています。

バイスであればボートだけでなく、海釣り公園の手すりにも取り付けができるため、同じようなことを考えられた方もいるかもしれません。

バイスで固定するのが一番簡単と思っても、バイスと竿受け本体の結合が難しくあきらめていたのですが、「おゆまる」の存在を知り、価格も安いので物は試しと失敗しても何かに使えそうなので、竿受けとバイスの結合に使ってみました。


$妄想自作系釣りバカ日誌

ちょうど黒い部分を上にして、竿受け本体と結合させるのですが、固定する部分に「おゆまる」を使ってみました。

下の写真がバイスと「おゆまる」を結合させた状態です。



ブルーとグリーンの混じったものが「おゆまる」です。
バイスの上側にボルトと一緒に熱々のお湯で柔らかくした「おゆまる」を成形した後、冷水で冷やして固めました。



全体像はこんな感じです。

おゆまるの色はまさに「いろいろ」なのですが、グリーンとブルーを試しに購入したのですが、1つでは足りなかったので2つ混ぜて使いました。

ボルトの部分が上になり、上側から竿受け本来を接続します。
ボルトには2つのナットがはめ込んでありますが、一番上のナットを外して、別に作成した竿受け本体をボルトに通して、上からナットで挟み込んで固定します。

まだ、「おゆまる」での加工に慣れていないこともあり20回くらい温めては形を整える工程を繰り返しました。


まだ、バイスとの密着が甘いところがあるので、後からお湯を回しかけて、柔らかくしてから密着させ、冷やして固める予定です。

バイスのように他のものと結合させるのが難しいものも「おゆまる」を使えば強度も問題なく実用的にも問題がなさそうです。




おゆまるを使ってみる

おゆまるという80度くらいの温度で軟化する自由樹脂を使ってみました。

「おゆまる」で検索するとフィギュア(キャラクター人形?)をコピーしたり、粘土などで型を作成して、そこにグルーガンでトロトロに溶かして加工するなど、いろいろな物を作成されている方がいます。

釣りの自作素材として気になったのは、(1)加工のしやすさ、(2)加工の精度、(3)強度でした。

少し試しただけですが、現時点での印象(あくまで試している途中なので)を書いてみます。


(1)加工のしやすさ

商品説明には80度のお湯で柔らかくなると書いてあります。
80度というと餅つきをして、熱々の餅を延ばして加工するときの温度に似ています。

そのくらい素早く形を整えないと冷めてしまうので、いかに短時間に加工するかがポイントのようです。

試行錯誤する時間がないため、事前にどんな形に加工するのかを決めておく方がよいようです。

(2)加工の精度

これは、形を作る時にどのようにするかによって違うようです。

何かをはめ込むパーツを作成するような場合には、対象物に密着させて冷やせば、弾性があるので取り外して、もう一度はめ込んでも十分に使える感じです。

粘度のように手で加工する場合には、自由に形を決められますが、大きなものを大きな「おゆまる」の塊から作るのは精度を出す時間がなく冷えてしまうので(加工に時間がかかるため)、小さなパーツに分解するのがよさそうです。

(3)強度

一番の心配は強度でしたが、バイスをはめ込むパーツを作って試してみましたが、ある程度の厚みを持たせれば問題なさそうです。

冷えて固まってもクーラーボックスのプラスティックのように堅牢ではなく、固いゴムのような弾力がありますが、ある程度の厚みがあれば、思いっきり引っ張っても引きちぎるのが難しいので、強度的には問題なさそうです。



さて、どう使うか?

上に書いたように、大きな塊にしてそれを短時間に加工するのは難しいので、小さなパーツを作成して後からくっつけるのが良さそうです。

くっつける部分を温めればパーツとパーツを結合できるらしいので、試してみたいと思っています。

大きな塊を一度に加工するのは難しいのですが、お湯に入れればまた柔らかくなり、お互いにすぐにくっつくので、小さい塊を加工して、それを少しづつ大きくしていく、そんな感じであればいけそうです。


おゆまるは結局何なのか?

おゆまるは温めれば自由に変形ができ、冷えれば固まる樹脂です。

固まってもコツコツとした固いプラスティックのようになるのではなく、少し固めのスーパーボールのようになり、ゴムのような弾力があります。

粘土のように手で加工することになるので、大きなものを一回で加工するのは難しいです。

失敗しても温めれば(お湯につければ)何度でも繰り返し加工できます。

また、冷えたおゆまるは、厚みがあればかなり強度を保つことができます。

素材としては弾性があり、簡単には伸びたり、欠けたりしません。

試しにバイスに完全に密着させて冷やしたものを何度もバイスにはめる→外すを繰り返しましたが、問題なく固定できたので、何かを密着させるパーツを作成する用途にはとても便利に使えそうです。

特に結合対象の形状が複雑で木材で加工するのが難しい場合でも、おゆまるであれば、温めて密着させて、冷やせば何度でも取り外しができ、強度もあるので、こういった使い方ができるのは便利だと思いました。

一方、粘土のように大きな塊を加工するのには向いていないので、小さいパーツに分解して温めてパーツ単位でくっつけるのが良さそうです。



2013-02-27

クーラーボックスの色塗り

安いクーラーボックスは、色がまず残念です。

いかにも安っぽいという色(青とか青とか)で持ち運ぶのも躊躇いがちな方も多いかもしれません。

私はあまり一目を気にしないといいたいところですが、できればかっこ良いものにしたいと思っていました。

でも、クーラーボックスの色塗りはハードルが高いのではないかと思っていました。

以前に調べたときは、クーラーボックスは色素を混ぜて成形している、つまり、そのくらい後から塗装するのが難しい(剥がれやすい)素材だそうです。

それでもあきらめがつかずいろいろを調べてみると、こんなものがありました。





下地として上記のポリマーをスプレーすれば色を乗せやすく(剥がれにくく)なるそうです。

まだ試していませんが、安物のクーラーボックスを変身させるには良さそうです。

※クーラーボックスの素材はポリプロピレンです。