2012-09-30

(自作)変な竿受け

自作の竿受けの取り付け部分にキャスターを噛ませてみました。


取り付け先は前の記事とは異なり、アンカーローラーの台を固定する棒と同じものを余ったパーツで、竿受け用に作りました。


キャスターを噛ました部分

の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り



キャスターを裏返して棒にネジ留めして、プラスティックのタイヤの一部を水平に削り、上に端材を細いネジ4本で留めています。

端材はタイヤの部分との接触面積を大きくするために、埋め込むように削り込んでいます。

端材の上には、ウレタンゴムを接着して竿受けとの間の滑りを減らしています。


キャスターと端材の固定、最初は、強力な接着剤を使っていたのですが、うまく固定できず、確実な強度を出せるネジで留めることにしました。


さらに、キャスターを回転させると板と接触する部分があるので、その部分をヤスリとペンチで削り取っています。

このキャスターは100円ショップで100円(2個入り)で購入しました。


キャスターは水平方向にも、くるくる回転するようになっていますが、古くなったPEラインを軸の部分にくるくる巻き付けて、回りにくくしています。


角度を変えた状態
の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り


竿受けの角度は、キャスターのストッパーで固定できます。

もう少しキャスターと木材の接触する部分を削って、垂直に近くしたかったのですが、削り過ぎると軸の金具がとれそうなので、このくらいが限界のようです。


背景などなど
ボートの中は狭くて長い仕掛けの扱いが大変です。

ボートの船べりに垂直に近い角度で竿を立てかければ、多少は、スペースをうまく使うことができて、扱いが楽になるのいでは?と思っていました。

また、ボートを移動させる場合にも垂直に近い角度に立てかけることができれば、他の竿と干渉しないように置けて、仕掛けの絡まりを防ぐことができそうです。

そこで、回転ができる竿受けを自作しようとした訳です。


回転できる竿受け、回転部分はどうするのか?この答えがキャスターでした。


あっという間にできてしまった、安易な考えで作成した竿受けですが、次回の釣行で試してみるつもりです。

何度見ても変な竿受けです。

(自作)本牧海釣り公園用の竿受け

今回の記事、省略版です。すいません。


自作する前にやることがある?
竿受けを作る、時間と手間をかけて作ってみたら、

「あれ?既製品で安いものがある」

そんなことになると結構ショックです。

特に材料費が既製品より高く着いてしまった時には、何やってんだろう状態に陥って、必死に言い訳を探そうとします。

自己弁護というか、自分プロテクションです。外からの攻撃よりも中からの攻撃の方が、時に厳しくつらいのです。

そんなことにならないように、まず、既製品の情報からです。
��私には既に手遅れなのですが)




既製品で、1000円以下で販売されていると自作する意欲がそがれます。


でも自作する


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り


これは、透明アクリルパイプです。
真ん中に穴が空いています。真ん中の穴はあってもなくても同じだと思いますが、多少、加工のし易さ(柔らかさ)が違います。

外径が8mm、内径が3mmです。

完全に透明ではなく、薄く白い色がついている感じのものをつかっています。

価格は、楽天で200円から300円くらいです(長さ450mm)。送料を含めるとおそらく、1000円近く行ってしまうので、近くの模型屋(プラモデル屋さん)さんに行けばあると思います。

ホームセンターにはおそらく売っていないと思います。


竿受けを作成する工程

工程といっても非常に簡単ですので、文章で説明します。

��1)まず、作成する竿受けの形状を決めます。
Y字型でもいいのですが、海釣り公園の丸いパイプに取り付けるのは、結構大変だと思います。

上の商品の写真を参考にしてもいいでしょう。あるいは、「コ」の字を時計回りに90度回転させた形なら、簡単です。

��2)折り曲げる
どこから折り曲げるのか、ちゃんと印をつけておきます。

ライターで炙るので鉛筆でマーキングします。

次に、ライターを用意します。

いきなり本番は失敗することが多いので、長めにカットして、どの程度、炙ればいいのかテストをします。

炙っている間、アクリルパイプはくるくる回転させて、満遍なく加熱します。

黒くなってしまったら、手遅れですので、それよりも前に加熱を終えて、急いでキッチンまで走ります。

面倒でなければ、バケツに水を汲んでおいて近くに置いてもいいです。

水で冷やしている間、しばらく、角度が変わらないように手で固定しておきます。
��分もしないうちに固まります。

あらかじめ、紙にラインを引いておいて、その角度に保つようにすれば完璧です。


釣り公園の丸いパイプに取り付ける

さて、問題はどうやって釣り公園の桟橋や護岸の丸いパイプに取り付けるかです。

加工したパイプも丸いので、固定するのに工夫が必要です。

私の場合、下に滑り止めシート(100円ショップで売っている黒い編み目状のもの)を接着して、固定しやすくしています。

次に布切れかなにかを加工したアクリルパイプに縫い付けて、布とパイプを合体させます。

そして、布の端に紐か何かを固定して、紐を釣り公園の丸いパイプに巻き付けて、固定します。





$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り


上の写真は、以前に作成した竿受け(最初のバージョン)です。

Y字にしてみたのですが、コの字90度回転の方が使い易いです。

アクリルパイプの部分には、ロッドを保護するために滑り止めシートを接着して、肝心な紐の部分は、自転車のゴムひもをカットしたものを使っています。

針金は、100円ショップで売っている手で簡単に曲げることができるものを使っています。

予算は?

アクリルパイプは、おそらく200円くらいで購入可能です。
��00円ライターは100円、自転車用のゴム紐も100円、布のようなものも100円ショップで売っています。
針金も100円。

針金をぐっと締め付けるのは、手では厳しいのでラジオペンチが必要です。これも100円。

アクリルパイプの代用品としては、デパートで買い物をした時に、プラスティック製のグリーンやブルーのハンドルのようなものを付けてもらえることがあります。

これを利用して竿受けを作っている方もいます。

これも100円ショップで売っています。


既製品を使うのか自作して使うのか?

私のデザインは最悪ですので、この記事を読むと,,,。

もっとかっちょよい竿受け、作れるようになりたいです。


補足です

もっと美しく加工したい場合、以下のキーワードで検索してみてください。

いっぱい作り方講座のようなページが見つかると思います。

��つ目は、「自由樹脂」

最強のキーワードは、

「エポキシパテ」

です。


特に、エポキシパテは強度も問題なさそうなので、時間があれば試してみたいと思ってます。