2014-06-05

サビキと歌舞伎の共通点

日本語がそのまま英語圏でも通じるものがあります。

適当な該当する言葉がないので、日本語のまま外国にも浸透したものです。

日本独自のもの、例えば、歌舞伎、侍、芸者、忍者、すき焼き等は英語圏でもそのままの発音で通じます。

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それが釣りにどう関係するのかっていうと、「サビキ」ってカタカナで書くので外来語かと思ったら、どうも日本語のようです。

wikiを見ると「さびく」という動作からサビキという言葉が生まれたように書かれています。

試しに、「sabiki」で画像検索してみると、国内では見た事がないような斬新なサビキ仕掛け等がいっぱいでてきます。

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サビキ仕掛けは英訳すると、「sabiki rig」が正解のようです。

「sabiki rig」で検索すると、英語版のwikiがヒットします。

その説明を読むと日本での使われ方が記載されています。

アメリカに行って現地の釣り好きな人に会ったら、「サビキ」を知っているかどうかを聞いてみたら、案外知っている人が多いのかもしれません。

画像検索で下の方まで、ずっーとスクロールすると英語のパッケージ写真が出てきて、パッケージに「sabiki」の文字があります。

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どうやら、外国でもサビキ仕掛けが売っているらしいということはわかりましたが、実際の店頭での扱われ方はどうなんでしょう?

東南アジアとアラスカの釣り具屋さんで買い物をしたことがありましたが、サビキ仕掛けは見た事がありません。

サビキ釣りにはコマセ(アミエビのブロック)やコマセカゴが必要なので、サビキ仕掛けだけでは売れないため、コマセブロックが現地で流通しているのかが鍵なのかもしれません。

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日本の釣りと外国の釣りの違いがどう違うのかは良く知りませんが、釣りに対する考え方の違い、例えば日本だとたくさん釣ることを「よし」とするような風潮のようなものがありますが、外国ではどうなのか気になります。

あまり、釣った魚を食べる習慣がないとか、日本のように美味しい魚が沿岸に生息していないとか、そんな違いももしかしてあるのかもしれません。