2012-06-24

スピード餌付け器の取り付け方

トリックサビキは、下のようなオレンジ色の容器(青色もあります)を使って、針にアミエビをかけて釣ります。
本牧海釣り施設でこのオレンジの容器を沖桟橋の丸い支柱に取り付けて、仕掛けを前後に動かしている人を良く見かけると思います。


$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-スピード餌付け器


この容器はスピード餌つけ器といいます。

この容器内にアミコマセを入れて、トリックサビキ仕掛けの針にアミエビをこすり付けて釣るわけです。




この釣り方は、寄せ餌のコマセエビをそのまま食わせるため、よく釣れます。
ただし、一度、針に魚が掛かると、他の針に付いていたアミエビも外れてしまうことが多いので、イワシを多く釣る場合には、普通のサビキ仕掛けの方が効率よく釣れると思います。

本牧海釣り公園でこのスピード餌付け器を使う場合、下に置いて使うより、目の前にある丸い支柱に取り付けた方が便利です。

取り付け方
上のスピード餌付け器の写真にあるようにスピード餌付け器には、前後に自転車用のゴム紐が通してあります。
ゴム紐の両端がフックになっていて、餌付け器の前後に飛び出している部分に引っ掛けて固定します。

ゴム紐の長さ
ゴム紐は100円ショップで売っているもので、ゴム紐をスピード餌付け器の穴に通すために、一度、針金を外してバラして、紐を通した後にフックを取り付けます。

肝心なゴム紐の長さですが、私の場合、約27cmにしてあります。
(ゴム紐の全長、フックを含めず)
この長さだとやや取り付けるのに力が要りますので、1cmくらい長めでも問題ないと思います。

ちなみに、沖桟橋の丸い支柱の円周は約24.5cmで、半径は約4cmです。


トリックサビキは最強か?
トリックサビキは、非常に良く釣れますが上述したように肝心な餌が外れ易いのが難点です。そのため、入れ食いの時に手返しよく釣りたい場合には、普通のサビキ仕掛けに軍配が上がると思います。

では、トリックサビキが効果的なのはどのような時でしょう?
1つは、食いが渋いときです。周りが釣れなくなってきた時に、トリックサビキを使うと効果的です。使っている人だけ釣れる状態になります。

もう1つは、普通のサビキ仕掛けで釣りにくい魚を釣ることができる点です。ターゲットとなる魚は、口の小さなウミタナゴやコノシロです。
とくに、コノシロはトリックサビキを使っていないと、たくさん釣るのは難しいと思います。

アジやサバも掛かりますがイワシが多い場合には、先にイワシが釣れてしまうので、その場合は、餌を大きめのアミエビを付けた方がよいと思います。針にオキアミを付けた方がよいと思います。

サバを釣る場合にもトリックサビキは効果的ですが、高価な仕掛けをすぐに駄目にしてしまうので、白色のサビキをつけるのが最も費用対効果が高いと思います。


トリックサビキ以前
トリックサビキが市販される前は、サビキ仕掛けにアミエビを手でつけていたものです。
今でもこの方法は、有効ですので、周りが釣れなくなったら、コマセの中から大きめのアミエビを探して、サビキ仕掛けの針に付けて試してみる価値があると思います。
(手で付けた方がスピード餌付け器で付けるより、アミエビが針から外れにくい)


トリックサビキでの釣り方のコツ
スピード餌付け器を使うと手が汚れず便利ですが、針からアミエビが外れ易いため、仕掛けを下ろすときにゆっくり下ろすのコツです。

また、コマセカゴは基本的に付けません。これは、コマセカゴを付けると、コマセを出すために竿を振るとトリックの針から餌が外れてしまうこと多いためです。
そのため、コマセカゴを付ける場合には、竿の上下でコマセを撒くのではなくす、なにもしなくても少しずつコマセが出るように調整する必要があります。




トリックサビキ 自作

(自作)トリックサビキの作り方(1)

(自作)トリックサビキの作り方(2)

(自作)トリックサビキの作り方(3)

(自作)トリックサビキの作り方(4)

(自作)トリックサビキの作り方(5) 針の組み合わせ例

(自作)トリックサビキの自作 (6) エダスの結び方

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