2012-07-06

(自作)トリックサビキの作り方(2)

自作のトリックサビキ針です。
奥に見えているのが市販品です。

手前のものが自作です。競技用キス針と秋田狐を使っています。
競技用キス針は大きい方の針で、ふところ(魚がかかる部分)にひねりが入っています。

の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-トリックサビキ針1


もう1つのバージョンです。
こちらは、3本針です。1本の大きい針の後側に2本の秋田狐を巻いています。

の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-トリックサビキ針2

角度を変えた写真です。
ルアーで使う3本針によく似ています。


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-トリックサビキ針3

この3本針の仕掛けは非常に危険です。
そのため、人が多い春、夏、秋のシーズンは使用を自粛しています。隣とお祭りになった場合、確実に、仕掛けをとりまわす時に怪我をします。

大小2本の針を一緒に巻くのはそれほど難しくありませんが、3本の針を巻くのは非常に苦労しました。

また、後ろの2本の角度の調整も大変です。どうしても角度調整がうまくいかなかったものは、瞬間接着剤のお世話になっています。

次回は、使っている針の種類やサイズなどを紹介する予定です。



関連記事


(自作)トリックサビキの作り方(1)

(自作)トリックサビキの作り方(2)

(自作)トリックサビキの作り方(3)

(自作)トリックサビキの作り方(4)

(自作)トリックサビキの作り方(5) 針の組み合わせ例

(自作)トリックサビキの自作 (6) エダスの結び方

2012-07-05

(自作)尻手ロープの自作(補強編)

自作した尻手ロープが強度不足のところがあったため、補強をしました。

ボートに乗っていて、足下の尻手ロープを踏んでいたことに気がつかないまま、竿を持ち上げて、合わせをいれたところ、接合部分から外れてしまいました。

この部分は、最初に100円ショップの瞬間接着剤で接着したのですが、うまくいかず、後からアロンアルファで接着しなおした部分でした。
元の接着剤が残っている状態で、その上から接着したためかもしれません。


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-尻手ロープ補強


写真のように結合部分に釣り糸を巻いて補強しました。さらに、巻き始め、巻き終わりにアロンアルファを1滴たらしました。

最初から、釣り糸を巻いておけばよかったと思います。

2012-07-04

(自作)トリックサビキの作り方(1)

以下はトリックサビキの作り方の説明です。
一般的なサビキ仕掛けの作り方は、(自作)サビキの作り方にまとめています。

・・・

トリックサビキは、非常に良く釣れますが、値段が高いため仕掛けがお祭りしたり、絡まったときには、奈落の底に落ちた気分になります(嘘)

また、大小2本針がくっついたトリックサビキ仕掛けの場合、針が折れやすいことや、何度も使用していると小さい方の針があらぬ方向を向いてしまい、トリックサビキの針としてもはや使えなくなることがよくあります。

そこで、トリックサビキを自作しようとするのですが、下記のような課題に直面することになると思います。

1)大小の針の組み合わせの選択
2)大小の針を結ぶ方法
3)ハリスの長さの調整

1)は、針のサイズと種類の問題です。同じ種類の異なるサイズの針を2つ組み合わせてもトリックサビキの針のように、ちょうどよい隙間をあけることができないことが多いです。
また、市販のトリックサビキの針は、針先が鋭利でないという問題がありますので、自作するのであれば、これも解決したいところです。

2)は、大小2つの針をどうやって結ぶ(固定)するかという問題です。これは、多少面倒ですが、一緒に針を結んでしまえばよいだけですので、慣れの問題です。

3)は、一番苦労する点です。市販のトリックサビキの仕掛けのハリスの長さは、一番良く釣れるタイプで5mmです。二番目に釣れるものが1cmです。
ハリスがこのように極めて短いと、通常のハリスの結び方では長さ調整が困難です。それを克服するには、ハリスの結び方を変える必要があります。

次項の記事で、順を追って説明をしたいと思います。


関連記事

(自作)トリックサビキの作り方(1)

(自作)トリックサビキの作り方(2)

(自作)トリックサビキの作り方(3)

(自作)トリックサビキの作り方(4)

(自作)トリックサビキの作り方(5) 針の組み合わせ例

(自作)トリックサビキの自作 (6) エダスの結び方

2012-07-02

(自作)ミニ天秤

自作のミニ天秤の紹介です。

の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-ミニ天秤遠景


非常に小さい天秤です。枝の長いもの短いものがあります。



の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-ミニ天秤ビーズ付き

これはビーズの付いたもの。枝(手)の部分はくるくる回ります。
もちろん、ビーズなしのものも同様です。

の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-ミニ天秤

サイズは短い物で3、4cmです。実はもっと短い2cmくらいのものもあります。

の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-ミニ天秤ロング

こちらは長めのもの、5、6cmです。もっと長いものもありますが、使いにくいです。


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-ミニ天秤ヨリモモドシ拡大

ヨリモドシの隙間に付けています。こちらが一番おすすめです。絡みにくいです。
締め付けすぎないようにすれば、スムーズに回転します。


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-ミニ天秤径

径の部分がわかりやすいように拡大してみました。1mmくらいです。


100円ショップで売っている簡単に手で曲げることができる針金で作っています。
たしか、真鍮製と書いてあったと思います。

これをラジオペンチ1つで捻って作りました。

私の胴付き仕掛けは、これを使っています。30cmオーバーのイシモチも問題なく釣り上げることができました。少なくともラインよりは、強度はあると思います。

作るのに結構時間がかかりました、最初は1つを作るのに30分くらいかかっています。失敗作も相当ありますが100円ショップの針金ですので、元は相当に安いものです。

柔らかい針金を使っているため、食い込みがよいようですが、魚がかかるたびに曲がるので、手で直す必要があります。ちょい本気投げ程度であれば、空気抵抗や餌の抵抗などで枝の部分が曲がることはないようです。

ヨリモモドシではなく、スナップサルカンで作った方が使い勝手がよいと思います。


サビキ仕掛けの下おもりの間にはさんで、枝針をつけたり、最初からこのミニ天秤を使うとハリスが駄目になったときも取り替えが簡単です。