昔から理由もなく名前に惹かれて購入している「船ハリス」ですが、今回はいつもと違うものを購入してみたら、巨大なパッケージが届きました。
「職業者専用」とか、「漁業者専用」と書いてある物はお気に入り(特に理由はない、ミーハーみたいなもんです)なんですが、直径が20cmくらいあるスプール(ボビン)に巻かれているとはびっくりでした。
このまま手釣りができそうな感じです。
値段は送料込みで1,460円(メール便で送料160円)でした。
泳がせ釣り用に8号、アジの自作仕掛け用に2号を持っていますが、少し大きめがかかっても問題のない4号を今回購入しました。
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フロロカーボンの4号を初めて使う方は以下を気をつけた方がよいと思います。
(1)針を結ぶ時はかなりきつめに巻きつけないとすっぽ抜けます。
1号、2号のラインを結ぶ場合には、それほど意識はしませんが4号は意識して強く、しかもかなり強く巻き付けないとすっぽ抜けます。(2)針を結んでラインを引っ張る時は針のチモト(ラインを巻き付ける部分)に近い部分のラインを持って引っ張らないこと。
ナイロン糸でも同じですが、チモト付近のラインを持って締め付けると、その部分のラインにのみ張力が局所的にかかりラインがヨレヨレになって使い物になりません。
ラインのどこを持っても(多少伸び縮みはありますが)張力は同じため、局所的に力が加わらないように長めにラインを持って締め付けるのがコツです。
(3)小さい針に巻きつけるのはかなり厳しい
1,2号のハリスであればキス針や7-8号の丸セイゴなどの小さめの針に巻きつけるのは簡単ですが、4号のフロロカーボンを巻き付けるのは厄介です。できないことはありませんが、10回に9回は失敗するかもしれません。
そのくらい大変です。
太めのラインには軸の太い、大きめの針が向いています。
チヌ針1号くらいなら慣れればすっぽ抜けがなくなるはずです。
(4)強度チェックを忘れずに
針にラインを結んだ後の強度チェックを怠ると、魚が掛かったときにすっぽ抜けるという大変残念な現象に遭遇します。何かに針を引っ掛けてラインを引っ張ってすっぽ抜けないかをチェックしますが、私の場合はプラスティックダンボールを20cm程度の大きさにカットしたものを使っています。
大き目のサイズしか売っていないことが多いのですが、そこは諦めて大きいものを購入しました。
プラスティックダンボールの長さはいつも使っているハリスの長さ=20cm程度になっています。