2012-08-04

(自作)アンカーローラーの制作(9)なんとなく方針決定

アンカーローラーのローラー部分は、なんとなく、こんな感じがよいかも?というイメージができつつあります。

キャスターを利用する方式もあきらめていません。車輪がナイロン製のものは平らなものがあるようですので、幅広のものを探す予定です。ゴム製のものは製造工程の違いなのか、真ん中が盛り上がっているようです。

キャスターでいいものがあれば、これで決定です。

もし、よいキャスターがない場合は、面取りした角材または、丸棒を使って車輪にしようと考えています。
棒に穴を開けて、長めのステンレス棒を通して車軸にするか、中にベアリングを入れるかどうかを迷っているところです。
ベアリングを入れると回転が滑らかになりますが、手持ちのドリルでは加工精度が悪く、ベアリングを入れる穴をうまく開ける自信がありません。

使えそうなベアリングは1つ500円程度で売っています。

ベアリングを入れない場合は、スペーサー(金属製の筒)の中に車軸となるステンレス棒を入れて、軸が直接、木材に当たらないようにすれば、少しは摩擦を軽減してくれると思います。



回転軸の固定は「コの字」型の金具が販売されているため、これを利用して、軸を通してボルトで締めればいけそうです。


アンカーローラーを船首より前に出す方法は、「コの字」型の金具を台の上に固定する時に、下に直線の金具を敷いて、そこに固定すればできそうです。


「コの字」型の金具でうまくいかない場合は、L字の金具を2つ合わせて代用しますが、いずれの金具も穴のサイズが小さいため、ドリルで穴を広げる必要がありそうです。

ステンレス棒は、両端に少しネジが切ってあって、その間が普通の棒(未加工)のものをホームセンターで見かけたことがあるため、「コの字」型の金具の穴にちょうど合うサイズのものを探します。

もしなければ、ステンレス棒を購入して、自分でネジを切るしかありません。

また、ちょうどよい長さの棒が売っていなければ、金ノコか、ジグソーで切断する必要がありますが、金属の切断は音が大きいのでできれば避けたいところです。



キャスターが見つかれば、取り付けだけでほぼ完成、そうでなければ、泥沼のような面倒な作業が待っています。


ここまで書くと、もうできてしまった気分になってしまいますが、完成形に持っていくのは結構大変かもしれません。

アンカーローラーの試作が終わるまでは釣りに行かないと決めていたのですが、前回の釣行から2週間以上が経ち、禁断症状が現れてきたので、時間を強引に作って釣りに行ってしまいたい気分です。

シラスベイトを購入してみました

以前から気になっていたシラスベイトを購入してみました。


$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-シラスベイトパッケージ



パッケージの説明をあまりよく見ないで、ぽちっとしたのですが、よく見ると「結びなし」と書いてあります。


???どういうことなんでしょう???

$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-シラスベイト中身



中を取り出すとこんな感じです。

写真がぼけていますが、結構細かい作りでエビの足もちゃんとあります。
ちゃんと目玉も付いています。


$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-シラスベイト拡大


パッケージの裏の説明には、「棚が深い時、半夜釣りに、...」との記載。
このタイプはオレンジに発光するものです。

取り付け方は、少し変わっています。

この針には、アイ(糸を通す部分)があるのですが、それを利用して針に糸を巻くのではなく、使用方法の図を見ると、コブを両端に作って針がコブの間を自由に動くようにするようです。


釣り方は、大きくしゃっくて、針を踊らせるのがコツと書いてあります。



面白い使い方です。私はてっきり、ハリスを作ってサビキのように使うと思っていました。

フライの針をこんな感じで遊導式にして使ってみるのもありかもしれません。

胴付き仕掛けでたくさんの針を付けるともったいないので、1つだけ中通しの針(?)にして、自由に動かすように仕掛けを作ればよさそうです。


対象魚は、アジ、イサキ、ハマチ、メバル、カサゴ、ソイ等と書かれています。


普通にサビキ仕掛けにしてもいけそうですし、天秤仕掛けの先の針にここれを使うのもありかもしれません。

ラインを通すだけであれば、ハリス式の物に比べて強度があり、大物が掛かっても大丈夫かもしれません。

ちなみに私が購入したのは、ハリス4号用です。対応ハリスの号数以上のラインは通らないようですので、購入時に注意が必要です。




2012-08-01

(自作)アンカーローラーの制作(8)試作版 ローラー部分の検討

アンカーローラーの作成記事で、これほど引っ張ることになるとは、思っていませんでした。

アンカーローラーのローラー部分、ちょうどロープを載せて引っ張り上げるパーツは、なかなかよいアイデアがありません。


今回は完全な妄想記事です。結論はありませんので、興味のない方は読み飛ばしてください。
最後まで読んでも長いだけです。
すいません。


(1)キャスターのローラーを削ってしまう
キャスターのローラーの問題は、前回も書きましたように真ん中が盛り上がっていることです。盛り上がっていることで、地面(床)との接触面積を減らすことで、スムーズに回転できるようにしてあると思うのですが、ロープを掛けるには不都合です。

「それなら、削ってしまえ」と思ったのですが、そんな簡単なことではなく、相手は結構堅いのです。ヤスリで少しずつ削る暇もなく、そんなことをしたら、辺り一面が粉だらけになりそうです。

(2)ローラーが平らなキャスターを探す
これは、可能性が少しはありそうですが、かなり特殊な形状かもしれません。

車輪のゴムをコンロで焼いてしまえば、平坦になるかもしれませんが、副作用が怖くて試していません。

あと、車輪にウレタンゴムを巻いて接着して試してみましたが、効果がありませんでした。


(3)アンカーローラーとして販売されている物を購入する
実は、Amazon.comには使えそうなものが売っていました。気がつくのが遅かったです。
価格は70ドルから90ドルくらいでした。

送料を入れると1万円を超えるのは間違いないと思われます。

でも予算オーバーです。


(4)ローラーをキャスター以外のものを使う(ア)
アンカーローラーを固定する台をボートに固定するために、角材に穴を開けたもの。これはローラーとして使えそうな雰囲気です。

断面が完全な円はありませんがロープの掛かり具合がちょうどよいのですが、問題はどうやって板に取り付けるかです。

ホームセンターで売っている金具の中にはステンレス製の強度の高いものがあるので、それをうまく組み合わせれば、回転軸のボルトなどをうまく固定できるかもしれません。

候補としては、両端がネジになっているステンレス棒があるので、それを使えばよいかもしれません。

金具の穴は、小さめのものが多く、ちょうどよいサイズがあれば、なんとかなるかもしれませんが、ボルト止めでは、取れそうな気がしないでもありません。


金具の穴が小さい場合は、それを広げる必要がありますが、かなり困難だと思われます。


(5)ローラーをキャスター以外のものを使う(イ)
ここ数日、ローラー代わりのものを常に探していたのですが、1つありました。
自転車のハブです。

おそらく強度的にも自転車で使われている部品なので問題がないように思います。

ちょうど、自転車の前輪が余っている(そんな人は少ないでしょう!)ので、前輪のハブを取り外して、ローラー代わりに使うかもしれません。

上のアイデアと同じように回転軸をどう固定するかが問題ですが、見た目は木材よりは、よっぽどいいです。

メーカーもおなじみのシマノですし。

ハブを取り外す工具ももちろん持っていますし、残骸のスポークはおそらく天秤に加工できそうです。

でも、もったいないです。タイヤ1つ1万円以上します。



現状では、カッコ悪いのですが角材を面取りしたものか、新しいキャスターを見つける方向で考えています。

角材のよいよころは、車輪に幅を持たせることができる点です。
色も黒に塗ってしまえばよいことですし。

残念ながら、ホームセンターに行って、金具を見つめながら車軸を固定する組み合わせを考える時間的な余裕が取れそうにありません。

2012-07-31

(自作)アンカーローラーの制作(7)試作版 破棄の件

しばらく放っておいたアンカーローラーの試作バージョンですが、実際に手元にあるロープで引き上げのテストをしたところ、ちゃんと機能しないことがわかり、作り直しをすることに決めました。

機能しない原因は、キャスターのタイヤは真ん中が微妙に盛り上がっているため、ロープが外側に流れしまい、半回転するとロープが外れるためでした。


参考にした本のものは、同じようなキャスターを利用しているようですが、タイヤの中心が盛り上がっていないもののようです。

最終形を急ぎ過ぎて、重要なところの詰めが甘かったようです。

購入したキャスターは使い道がなくなってしまいましたが、いい勉強です。

別のキャスターを購入するか、タイヤ部分も含めて構造を最初から検討し直すか、いずれにしろ、しばらく公私ともに忙しく、アンカーローラーの試作は保留になりそうです。