2012-08-23

(自作)アンカーローラーの制作(16)取り付け部分の改善

アンカーローラーの取り付け部分を改善しました。
というより、取り付け方を変更しました。

アンカーローラーの台とボートとの固定は、バイスを利用することにしました。
取り付け方法の全面見直しです。

レの字のボルトをホームセンターで探しましたが、あいにく売っていなくて、途方にくれていたのですが、確実に固定するならバイスしかないと思い、取り付け方法をずっと考えていました。


色違いのバイスですが、頭の皿の部分をペンチではさんで、ひねって外しました。
そこにキャップボルト六角袋ナットをはめて、ボートに優しくしました。


$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-バイス


キャップボルトをはめたところは、こんな感じです。

$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り



板とバイスの結合部分は、ドリルで開けた穴を幾つか連結させて、バイスを通しています。
穴は板の右側端まで貫通させて、バイスを通した後に小さな板を挟む込んで、木工ボンドで接着しています。

さらに、バイスがグラグラしないようにボルトを横に通しています。

$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り




横に通したボルトの固定には、反対側に鬼目ナットをはめ込んで固定しています。

鬼目ナットは、真ん中がボルトの穴(ネジ穴)になっていて、よくみると上が六角レンチで
回せるよういなっています。
下穴を開けて、レンチでねじ込んで固定します。

$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-鬼目ナット


板を挟んで木工ボンドで固定した部分は、強度的に不安なため上下に板状の金具をネジ止めして、バイスで挟み込んでも、板が外れないようにしようと思っています。

バイスのネジは、おそらくM6くらいです。バイスのネジはM8です。バイスは、確か100円ショップで購入したような記憶があります。


これでボートへの固定がちゃんとできるか?というと、正直わかりませんが、このボルトのサイズであれば、ボートのヘリの逆U字になっている部分にはめ込むことができると思います。

次の課題は、板の長さですが、30cmの板に20cmの板をダボで延長して、強度を増すために、上下から金具を渡してボルトで留める感じにしようかと思っています。

2012-08-21

(自作)アンカーローラーの制作(15)現在の状態の整理

アンカーローラーの試作版の現在の状態の備忘録です。

ローラーの取り付け

少しわかりくいのですが、左からボルト・ボルト・金具・ボルト・ワッシャー×2・ローラー・ワッシャー×2・金具・ボルト(頭)の順に取り付けています。

$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-全体



左側の拡大写真です。

真ん中の2つのボルトで金具と軸を固定しています。
ワッシャーをかますことで、回転を滑らかにしています。
��軸は回転しません)
一番左のボルトは、ボルトの抜け落ち防止のためにつけています。

$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-左側



右側の拡大部分です。

ローラーの隣にワッシャーを入れて、軸を固定する金具があり、ボルトの頭があります。


$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-右側


左側の部分はボルトのネジ部分が少し余っているため、少々取り付けが悪くてもローラーの回転がスムーズになるように調整ができます。

回転軸に8mmのスペーサーが入っていて、ボルトの径が6mmなので余裕があるため調整が楽です。

回転を滑らかにするために、特にワッシャーとボルトの隙間には、グリスをべっとりと塗ってあります。


丸棒の取り付け部分です。

丸棒に穴を開けて、ボルトで固定しています。


$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-丸棒取り付け(横)



正面から見るとこんな感じです。

$の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-丸棒取り付け(正面)


拡大するとシリコンスプレーの塗りムラがよくわかります。


軸を固定する金具のサイズは、横幅が約9cm、高さが約6.5cmです。

横棒の直径は約2cmです。

取り付け板の寸法は、以前は2×4と記載していましたが、1×6の間違いでした。


なんだか遠い昔のできの悪い夏休みの工作をしている気分です。

2012-08-20

(自作)アンカーローラーの制作(14)試作バージョンを試す

アンカーローラーをボートに取り付けることができるかを試してきました。

結果は×、やはりサイズが足りていませんでした。また、アンカーボルトでの固定は無理のようです。


まず、アンカーローラーを載せた台の大きさは、もう少し長くないと安定しないようです。
今のサイズは30cm、後20cm程度長ければ、船首に載せても安定する気がします。

台の固定方法を変えれば同じ30cmでもいける可能性もありますが、50cmの板を持ち運ぶのはつらいので、折りたたみ式にするしかありません。
試作バージョンでは、タボ穴を空けてサイズ調整をするか、蝶番金具を使うかもしれません。



台の固定方法は、参考にした本に載っていたので、そのまま深く考えずに採用したのですが、大津の手漕ぎボートの船体ではLの字の形では固定できませんでした。

帰りの電車の中でいろいろと固定方法を考えていたのですが、「U字形」のボルトであれば、うまく固定できそうな気がします。

他の方法としては、ハンズにネジ穴の空いたバイス(クランプ)が売っているのでそれを使うという方法もありそうです。
ネジ穴の空いたバイスを板の下側に取り付けて、竿受けのように船縁に固定するような感じで固定するわけです。
板へのバイスの固定する際に、取り付け位置を簡単に返られるように(たとえば、スライド可能にするとか)すれば、板のサイズを大きく変更しないでも固定できるかもしれません。



台の固定の懸念としては、今回試した限りでは2本のアンカーボルトでの固定では板がちゃんと固定できそうにありませんでした。

これが板のサイズを大きくしたり、U字形のボルトやバイスを使うことで解消できるかはわかりません。

おそらく、最低4箇所で固定する必要があるような気がしています。

そうするとアンカーローラーの台への固定位置をもう少しずらさないと、ボルトを挿すことができません。
ローラーの位置をずらすと穴空けが面倒ですので、板のサイズを大きくするために上述したように、試作版では、ダボを使って延長できるようにするのが一番簡単な方法と思われます。


また、板の長さだけでなく、縦方向の長さも台の安定には重要ですので、こちらもダボを利用して延長可能にして、試してみたいところです。

現状の課題をまとめると以下のような感じです。
��1)台のサイズの決定
  船首に台を取り付ける際の安定する台のサイズを決定する。

��2)台の固定方法の決定
  アンカーローラーを載せて、ロープを引っ張っても安定する台の固定方法を決定する。
  U字形ボルトの場合は、2つでは固定が難しい可能性がありますが、バイスを使うと左右の2つだけで固定できる可能性があります。
  
��3)持ち運びがし易いような工夫が必要