2014-10-16

リアルアミエビなるもの

トリックサビキはコマセのアミエビを付けるため効果的ですが、アミエビそのものにサビキを似せたものがあります。

下のような「リアルアミエビ」なるサビキ仕掛けがあります。



パッケージの写真はなかなか衝撃的です。
ここまで細かく作り込んだサビキ針は珍しく、名前負けしていません。

針のチモトから針先に向って脚に似せるように羽根っぽいものが巻いてあり、先端付近にフラッシャーがあります。

やや大きめのヒラヒラがあり、針に軸回りの巻き方にも工夫が見えます。

同じようなものはフライタイイングの要領で卷くことは可能ですが、市販のパッケージでここまでやるというのは、珍しいことだと思います。

釣りの仕掛けは機械的に全部作っているのか、人が一部の工程を担当しているのか不明ですが(たぶん後者だと思うんですが)、作りの工程が複雑になっても一部の工程は自動化されているため金額が抑えられているんだと思います。

一度購入してどんな作りになっているのかを確認してみようかと思っています。


良く似ているものは、下の「シラスベイト」というものがありますが、
こちらは、シラスという名前とは似つかずエビっぽい感じがします。



シラスベイトも作りを確認するために購入したものです。

何度か試してみましたが、アジ、サバ、カサゴを釣ったことがありますが、ふつうのサビキ仕掛けより効果的かどうかは実感できませんでした。

むしろ、最近は緑色のサビキの方が効果があることがわかってきて、値段が高いのでもったいないので使わないという貧乏臭い習性から使っていないくて、未使用パッケージが3つも手元にあります。

シラスベイトの針は環付きの針でラインを通すだけで使うことができますが、パッケージの後ろにはラインに結びコブを作って使う説明がありました。

でもこの方法だと針がグラグラ動いてしまうので針掛りが悪くなるように気がします。

しばらく使っていないのでタックルボックスの底に眠らせておくにはもったいないので、そろそろ使って見ようかと思っています。

2014-10-13

これからの作り物

しばらく自作することがなかったのですが、これからまた少し自作を再開です。

最初はサビキ仕掛けを作り直すこと。


以前に書いたサビキのヒラヒラ、これがなくても釣れるのではないかと思って、何度も試したら、釣果が全然駄目です。

次に試しのは針の大きさ。一回り、二回り大きい針にスキンを巻き付けたサビキ仕掛けを使ってみました。

ヒラヒラがあっても針が大きいとやはり食いが悪くなるようです。

使ったのはチヌ針3号です。

以前に使っていた釣果の良かったものはチヌ針の1号または0,5号でした。

狙いはアジ、緑スキンがよかったので、針を大きく、スキンもヒラヒラを付けるのが面倒なので大量生産しにくいので省略したら全く釣れなくなってしまいました。

チヌ針3号の色は黒と銀色(白地)、それとオキアミ専用針(金色)の3号にも同じ色のスキンを巻きましたがこれも同じ駄目です。

わかったことは、ヒラヒラは省略しないことです。
また、針の大きさは、最大でもチヌ1号にしておかないとアジが食ってきません。
これはサビキ仕掛けの例なので、ロングハリス(ビシ仕掛け)では違うようで、適切な大きさのオキアミをつければ、食ってきます。

では、ヒラヒラを大きくして針も大きくすればいいのか?
それは比率の問題なのかということですが、これは試していないのでわかりません。

もしかするとそうなのかもしれませんが、怖くて試せません。
どなたかお試しを。


緑スキンのサビキ針は、チヌ針1号または0,5号の針に巻いて、さらに以前に作っていた丸セイゴ7-8号を使った小さいバージョンも作る予定です。

チヌ針の2−3号、オキアミ専用針3号はロングハリス仕掛けに使うことにして、サビキでは食いが悪いので今後使うことはないと思います。



次に作るのはトリックサビキです。


最近、トリックサビキで釣りをしたのですが、やはり針先が鋭利で壊れにくい針であることが大切だと感じました。

コマセの中のアミエビを付けるには、とにかく針が鋭利でないと刺すのに時間がかかります。

通常、針は大小2本が合体していますが、大をキス針にして小を省略しても問題がないような気がしています。

その分、アミエビを付けにくくなりますが、エダスの数を多くしてしまえば針先が鋭利な分、アミエビを付け易くなるかもしれません。

少し冒険ですが、小さい針を組み合わせると針掛かりがかえって悪くなることも考えられそうです。

・・・

鳥の羽根を巻いたサビキのテスト

緑色なら何でも効果があるのか、そんな妄想で鳥の羽をただ巻き付けたサビキ針を何度かテストしてみました。

以前に紹介した160円くらいで購入できたエギ用のものです。

それ以外にもフライ用のマテリアルで緑色の物を同じように巻き付けただけのものを使ってみましたが、両方ともアジが食ってきません。

オキアミをつけても駄目で、形状あるいは巻き付けた方を改良しないと効果がないようです。

鳥の羽はいわゆるフラッシャーのように取り付けたのですが、今度は軸回りに巻き付けるような感じにして、丸めのシルエットにして試してみようと思っています。

・・・

この他にもハリスをフロロカーボンの2号から4号に変更したのですが、これも釣果に影響を与えていたかもしれません。

仕掛けを作り直す時に、安易に針のサイズが大きくしたり、ハリスを太くしない方がよいようです。

釣りに行く回数が少ないので、釣果が悪いと仕掛けが悪いのか、魚が食わないのか、はたまた他の原因なのかを探るのに時間が掛かってしまいます。

しかも、ハリスの太さや針のサイズを変えたことも、以前のサイズも忘れてしまっている有様です。

元の戻せばいいのですが、よりによって、釣果が悪くなるといろいろと試してしまい、どんどん変数が増えてしまい深みにはまっていくのです。

コマセの撒き方がおかしいのか、コマセの詰める量なのか、そんなことも見直したりしました。

案外、釣れているときは感覚で調整をしているので、一旦スランプに陥ると原因を探ろうにも、その感覚を取り戻すのが難しくなるのです。

コマセを入れるの分量も潮の流れの強さによって変えたり、コマセカゴによって変えたり、コマセの水分量によっても変えたりします。

そういう経験上学んだことを知識ではなく、なんとなく感覚的に掴んだままにすると、いったん調子が狂うと困ったことになる、そんな状態でした。

以前に使っていた仕掛けとその釣果がどうだったのか、今使っている仕掛けのハリスや針のサイズをちゃんと仕掛け巻きなどに記載する。

そんなちょっとしたことが大切だとおもったのでした。

2014-10-12

振込詐欺(オレオレ詐欺)に思うこと

釣りの自作系のブログですが、ちょっと脇道にそれます。

振込詐欺(正しい言葉か不明ですが)を防止するためにテレビ等の注意喚起をしていますが、相手の手口を紹介するなどして、騙されないようにするにはどうすればいいのかなど、騙されないための判断に必要な情報が多く紹介されてます。

・・・

基本的にテレビで紹介された手口は既に古いため、犯人は同じ手口を使うことは少なく、結局、新しい対策を講じては古くなるという追いかけっこ状態になるのは目に見えています。

私なら、これまでの防止対策というディフェンス的な対策ではなく、思い切って逆方法の、

「振り込め詐欺を捕まえたら1人つき50万の報酬」

みたいな方向に舵を切った方がいいのではと思います。

騙されないことが目的ではなく、犯人を捕まえることが目的であり、検挙率が上がればそういった犯罪も減ることになるのではないでしょうか。

こういった犯罪は一種の騙し合い、ちょっとした頭脳戦のようなものなので、受け身に立つよりは積極的に犯人を捕まえる対策を立てた方が効果があるように思います。

本当の息子等から本物のお金を工面をお願いする電話が掛かってきて、それを誤認逮捕することがあるかもしれませんが、それを防ぐのは非常に簡単なので、何でも疑ってかかる、もしかすると報酬までもらえる、そんな方向であればより積極的に対策をとるようになるのではないかと思うのですが、どうなんでしょうか?

・・・

いかに騙された風を装って犯人を釣るか、釣りブログ風にまとめるとこんな感じでしょうかと。