2012-08-29

(自作)アンカーローラーの制作(18)試作バージョン2の完了

アンカーローラーの取り付け板にバイスをはめ込むための穴開けが終わりました。

いちおう、試作バージョン2のほぼ完了です。

バイスの取り付け位置を変更できるようにしようと考えていましたが、断念しました。

取り付け穴が大きくなり過ぎて、板の強度が保てなくなる可能性があったことと、バイスの取り付け位置を固定しても、おそらく板を船首に対して斜めにすれば、取り付けられるのでは?と思ったためです。

でも、こればかりは実際に取り付けてみないとわかりません。

あと、仕上げのシリコンスプレーの吹き付けが残っていますが、板の加工は終わりです。

バイスを板に取り付ける部分は、板の端を切断しなくてもドリルで穴を開けて、彫刻刀で穴を広げて取り付けができました。

さて、次は、実際に取り付けてみて、課題を抽出して、解決する。これを延々と繰り返すことになりそうです。

なんとくな感じている課題としては、以下のようなものがあります。
��1)アンカーをボート内に引き上げるときに邪魔になるのでは?
��2)アンカーを引き上げ中に途中で休みたい時にどうするか?
��3)アンカーローラーを載せた台の上に重いアンカーを載せて大丈夫か?

また、根本的な疑問として、「アンカーローラーを付けた方が想定どおり、疲労感が少なくなるのか?」ということも実際に検証したいところです。

少なくとも10回以上アンカーを引き上げてもまだまだ、余裕と言えればよいのですが、5回程度で疲労感が変わらないのであれば、意味がないということになりそうです。

次回の釣行では、狙った魚が釣れるよりも、アンカーローラーの取り付けがちゃんとできる方が嬉しいかも?です。

2012-08-27

(自作)アンカーローラーの制作(17)取り付け台の延長

アンカーローラーの制作記事、今回は、アンカーローラーを載せる台の長さを延長できるようにしてみました。

アンカーローラーを載せる台の延長前のサイズは30cmです。これは、クーラーボックスやザックにぎりぎり入るサイズです。

先日の釣行でサイズ不足が発覚したのですが、最低20cmは延長しないと船首にうまく固定できないことがわかりましたので、持ち運びができて、現地で板のサイズを延長できるようにしてみました。




延長前の板です。

真ん中に四角の切り込みを入れてあります。延長用の板(20cm)にも同じように切り込みを入れて、その間に板をはさんで固定するようにしました。

の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り



これが、間にはさむ板です。

横に鬼目ナットを埋め込んで外側からボルト留めします。


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り



板を延長したところです。

ボルトは板にそれぞれ、対角に2本づつ留めて、回転がおきにくいようにしてみました。
右側の穴は、バイスを通す穴です。
元の30cmの板でもバイスならうまく固定できるかもしれないと思い、試すためにバイスを取り付ける穴をあけてあります。


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り



板の手前側はまだ未加工です。
両側にバイスを通す穴を開けて、2点または3点で船首に固定する予定です。


制作時間は5時間くらいです。
一度、鬼目ナットを埋め込む穴を空けるのに失敗して、はめ込み用の板を破損してやり直していますので、通常は3時間くらいでできると思います。

切り抜いた部分はコーナー部分だけを最初に電動ドリルで穴を開けて、後はジグソーで切断しました。


結合部分は拡大すると若干、板の高さがずれているのがわかるかもしれません。

鬼目ナットの埋め込みが少し斜めに入ってしまったためです。


ボルトはM6の80mmの長さのものを使っています。
真ん中にはめ込んだ板のサイズは約40mm×140mmです。


もう少し短めのボルトでも十分だと思います。手元に80mmしかなかったため使っています。


アンカーローラーの作成も後は、手前側の延長板にバイスを取り付けるための穴をあけるだけとなりました。

板を船首に渡した時に、バイスの取り付け位置が合わないと意味がないため、バイスを前後に移動できるように穴をあけて、取り付け位置を変更できるようにする予定です。

ボルトは予算を抑えるため、安い六角ボルトを使っていますが、長いボルトがあれば、レンチで回すことができるボルトの方が簡単に取り付けられると思います。