2014-11-06

今日のフライはオキアミエイリアン

ヘンテコのサビキ(フライ)をまた作りました。

以前に購入に失敗したマニュキアにお店の人がオマケでつけてくれていたビーズを接着剤でつけています。

白い毛(ハックル)は昔渓流フライを作った時の方法を思い出してつけています。
片側の毛を全部とって、巻くのではなく縦方向につけています。

黒ビーズが2つしかなかったので、適当な色のビーズで目玉をつけています。
黒ビーズは光の加減で真っ黒に写っていますが、他の同じような形状(光沢)です。



これはハックルが少なすぎるもの
青色の目玉のオキアミっぽいイメージですが、魚が逃げそうです。



ハックルを縦方向につけないで、巻きつけて上側、横側のよけいな部分をカットしたのですが、これは失敗でした。

グリーンの目のオキアミならありかも。



これはハックルをつけるときに失敗し、時間が切れになったので、適当に巻いたものです。
これが一番釣れるのであれば、ちょっとしたショックかも。


ハックルの少ないものは1枚の羽、多いもの(一番上)は2枚の羽を重ねています。

胴体部分はピンクスキンを巻いていますが、随分前(おそらく15年前くらい)に購入した残りのものなので、変色しています。

写真には見えていませんが、背中側にシルバーに光るウイングケースをつけてあります。

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もう少し丁寧に作ればもう少しよくなりそうです。




2014-11-03

スキンサビキを巻く

スキンサビキを20数本巻きました。

ハリスを巻いてからスキンを巻くか、逆にするか迷うところですが、針にラインを付けてから巻きました。

その方が針にラインを巻きやすいためです。
スキンなどを巻いてもスペースを空けておけば結べないことはありませんが、スキンを針いっぱいに巻けないと制約付きになってしまうので、ハリス付きの針を作ってから、巻くことにしました。

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使った針は丸セイゴ8 号、ハリスは2号のフロロカーボンです。

スキンをあらかじめ幅7−8mmにカットしておいたものを使います。

色は緑とピンク。

ピンクを巻くのは1年ぶりくらいです。

とにかく緑の方が効果があると何の疑いもなく使ってきましたが、ここにきて実はそうでもないかもしれないと疑念が湧いてきたためです。

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以前に書いたようにスキンのヒラヒラの意味を探るために、あえてヒラヒラを付けないでスキンを巻いたところ、釣果が激減しました。

針も大きくしたので、小さい丸セイゴのバージョンも使いましたが結果は同じです。

そこで考えたのは、おそらくアジに針は見えているはずだと。

スキンのヒラヒラは、アジの目をごまかすというか、動く部分を付けることでアジが針に気がつかないでヒラヒラに目を奪われてしまう、そこで反射的に 口を開けると針に掛かってしまう。

ヒラヒラでなくても、フラッシャーのようにユラユラ動くものでもいいし、なんでもいいのかもしれません。

アジが針に近づいて サビキの針を食べようとする時に、なおも動くものがある、それは針をある意味カモフラージュするものなのかもしれません。

スキンのヒラヒラがないサビキ針は針に目が行ってしまい、「これは食い物ではない」と判断され、針に掛かってくれない、そんな感じではなかろうかと思っています。

だから、ヒラヒラは省略しない方がいい、針の近くに何か目移りしそうな何か動くもの、あるいは、針を隠すようなものがある方が魚が食ってくれるのではないか、そんな気がします。

まあ、それでもカラバリに食ってくる魚もいるので、それがすべてではないと思いますが、ヒラヒラの意味的にはそれほど正解から遠くはないように気がします。

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ピンクであって、緑であってもヒラヒラがなければおそらく釣果が悪くなる、色の違いの影響はおそらくあるはずですが、それよりもヒラヒラのが重要なのかもしれません。

澄み潮の場合には食いが悪いということがあるように、魚の目をいかにごまかすか、それが重要なんだと思っています。

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色の違いによる釣果の差を厳密に見るためには、同じ針のサイズ、同じ巻き方で比較するしかない、だったら、ちょうどスキンを巻くのであれば、両方とも作ってしまえ、そういうわけです。

以下はスキンを巻く時の注意点です。

(1)スキンのヒラヒラ部分を固定して、スレッドを巻く
最初にヒラヒラを針先に出して固定して、針のアイ側(針先と逆側)にスレッドを巻いていきます。

スレッドはきつめに巻きますが、その時にしばらくヒラヒラを押さえつけた状態にしておくことが一番重要です。


(2)残りの部分は適当で構わない
ヒラヒラを綺麗に巻ければ半分できたものです。
残りの部分はスレッドに絡ませながら、適当に巻けばいいと思います。

できれば、スキンを何回も重ねて巻くようにして、その長さがアミエビよりやや小さくなる感じにします。

単調に同じ巻き方をしないで、真ん中付近を盛り上げるような感じで巻くとそれっぽくなると思います。

(3)針にラインを巻いたままスレッドを固定する場合は、途中でスレッドをカットする
スレッドを最後に固定する通常の方法が使えないため、途中でカットして、輪を作ってそこに通す作業を2−3回繰り返して固定します。

その後でヘッドセメントを垂らしてほつれないようにします。

ラインを付けたままスキンを付けるのはいつものフライを巻くのとかなり勝手が違い、面倒ですが、ラインが邪魔な場合には、どこかに固定した方がよいかもしれません。

ボビンを常に垂直方法にしか移動させないのであれば、ほとんどラインは気にならないはずです。


2014-11-02

今日のフライ

今日(正確には昨晩)作成したフライです。

ドヤ顔でフライ(海釣り風にはサビキ針)を載せていますが、フライタイイングのレベル(品質)としては、一番低い部類のものです。

タイイングを長くやっている方にお見せするには恥ずかしい写真です。

これはテール+ハックルのフライの基本パターンに、ハゲ皮をつけたものです。
ハックルは渓流フライの場合にはもっと短いものを使いますが、チヌ針1号相当のサイズの針を使っていることもあり、長めのものを使っています。

長めのものを使っていると書くとわざわざ長いものを選んだような印象を与えますが、実際には使い込んだハックルに短いものがほとんどないだけです。

テールに使ったのは以前に購入した黄緑色のマテリアルです。



これはテールを少し失敗したものですが、ハックルをさらに長くしてみたものです。
テール(針後尾)にはフラッシャーを巻いていますが、反り返ってしまっています。

ハックルを長くしたのはとにかく針を隠すためです。
ハックルを長くした方がよいのか、短くても食ってくるのかを実験するために長いものと短いものを作っています。


テール部分をやや改善したもの、ハックルは短めです。
ハゲ皮の巻き方もハックルからあまり離れないようにしています。


ハゲ皮の中にテールをしまいこんだものです。
ハックルは上と同じく短めです。


これは少し大胆にフラッシャーをつけたものです。
フラッシャーと以前に購入したグリーンのマテリアルを混ぜてつけています。
ボディ部分はスキンゴムの緑を巻いているため、ハックルはありません。


全部のフライに共通してウイングケースを付けてハックルを下側に折り返しています。
(一番下はハックルはありませんが、ウイングケースあり)

ハックルを多めにした方がよいのか、短めの良いのか、ストリーマー風にテール部分を長くした方がよいのかをテストするために、いろいろなパターンを巻いてみました。

個人的には一番下が釣れると嬉しいのですが、渓流フライではありえない2番目のパターンで釣れるかもしれません。

今回は作っていませんが、緑スキン(またはピンクスキン)をボディに巻いて、白のハックルとウインドケース付きというパターンも試してみたいと思っています。

針のサイズが渓流フライよりはかなり大きめのチヌ1号程度を使っていますが、もっと小さい針でハックルを巻く量を減らしたパターンもありかもしれません。

時間があれば、針のサイズを小さくしたものも作ってみようと思っています。
そちらの方がフライ風にバランスの整ったものになりそうです。