2012-10-26

(自作)アンカーローラーの制作(25)ローラーのアイデア

アンカーローラーの制作記事は終わりました。

でもたまにビョーキが発症します。


アンカーローラーの制作で、「りんごの食べかす加工」が面倒でなんとかならないかとずっと思っていました。
制作記事が終わった後は、すっかり忘れていたのですが、何故かきっかけも何も忘れてしまったのですが、こんな感じなら簡単かもと頭にイメージが浮かびました。

図にすると以下のような感じです。

の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り



六角形の板に丸棒(直径2cmくらい)を差し込んで中心にステンレスパイプを通して回転軸にします。
図では省略していますが、パイプの中にボルトを通して回転できるようにします。

緑色の棒は丸棒で、六角形のコーナーから対角に引いた交点に穴を開けて差し込みます。


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り


斜めから見るとこんな感じです。

別に六角形でなくても八角形でもなんでもよいと思います。

丸棒の数が多い程、ロープとの接触面積が大きくなり、なおかつ丈夫になり、摩擦も大きくなるのでロープを回収しやすくなると思います。


丸棒は板と完全に接着させてもいいですし、ボルトで着脱可能にしてもよいと思います。



「りんごの食べかす加工」は、結構しんどい作業でしたが、これなら2時間もあればできそうです。


作る前に段ボール等の厚紙で模型を作ってみて、サイズを確認すればばっちりです。

丸棒は、木の棒でなくてもアルミか、ステンレスの棒でもいいと思います。
カットするには、「金のこ」、あるいは、パイプカッターが必要ですが、強度も見た目もよくなると思います。

金属の棒の場合、海水で濡れたアンカーロープが滑るかもしれないので、摩擦を大きくするための工夫が必要かもしれません。

また、棒の間にゴムや板を張ると摩擦を大きくできそうです。


組み立て可能にすれば、今あるアンカーローラーよりは確実に持ち運びが楽になりますが、ローラー部分を組み立てて、さらに載せる台に固定して、台をボートの固定...やはりローラーは組み立てないでがっちり接着(固定)した方がよさそうです。

2012-10-24

(自作)ロッド穂先の修理の仕方

振り出し式のロッドの穂先の修理の仕方です。

ご存知の方も多いと思いますが、もしかして知らない方が偶然、このページを見つけられることがあるかもしれないので、書いてみます。



・・・


これは本牧の常連さんにお聞きした方法です。

この前の釣行で折れた穂先もこの方法で修理をしたところです。



穂先の先端部分が折れた場合は、簡単ではないのでここでは省略しますが、穂先でも根元に近い部分から折れた場合は、割合簡単に修復できます。


まず、先端のガイドを取り外すために、ライターで軽く炙ります。

折れた穂先を回しながら、ライターの炎に近づけて、燃えないように気をつけ、さっと遠ざけて、ティッシュやタオルで火傷をしないように先端のガイドを持って、抜けるかどうかを試します。

ガイドを穂先の長軸周りに回転させるようにしながら、緩めます。

まだ、固いようであれば、さらにほんの少しライターで炙ります。

同じように先端ガイドを持って、回転させて取れるまでこれを繰り返します。

注意するのは、ライターの炎に長く当てないことです。熱で接着剤が蒸発してガイドが外れる時に、急激に熱するとガイドが飛んでいくことがあります。

また、長時間熱すると、穂先やガイドが燃えてしまうことがあります。

少しづつ熱しては、、ガイドが取れないかを試すのがコツです。


・・・


先端のガイドが外れたら、後は簡単です。


ロッドのお尻から穂先を通して、どの程度、糸を巻けば抜けなくなるかを確認します。


穂先を一度取り出して、お尻の方に細い糸を巻きます。

ミシン糸でも釣り糸の細いラインでも何でもいいですが、できる限り細いラインで巻く量を調整できるようにします。

何回か巻いてみて、竿のお尻から差し込んで抜けないかを確認しながら巻く量を調整します。

最後に、アロンアルファなどの瞬間接着剤を薄く塗って完了です。

接着剤を塗り過ぎた場合は、紙ヤスリで表面を削れば厚みを調整できます。

紙やすりは、私の場合400番から600番くらいを使っています。あまり号数が小さい(粗い)と微調整が難しくなります。


十分に接着剤が乾いたら、竿尻から通して、先端ガイドを付ける前に忘れずに径の大きいガイドを順番に通して、最後に先端ガイドを接着して完了です。


この方法だと、若干穂先部分が短くなりますが、これでも十分使えます。


接着剤が十分に固まる前に穂先を元の竿に通してしまうと

「あちゃ!ー」

大変ですからお気をつけ下さい。

※先端ガイドが「びゅーん」と飛んだり、穂先の先端を焼いてしまって修復不可能にしたのは、実体験です。