2012-09-02

(自作)トリックサビキの作り方(5) 針の組み合わせ例

トリックサビキを自作する方のために、大小の針の組み合わせ結果を整理してみました。


針の結び方の補足
まず、2本の針をまとめて巻く場合、ちもと(糸を巻く部分)には最低でも10回以上巻き付けます(ハリス1号の場合)、平均すると15回くらい、たまに20回くらい巻く場合もあります。

ハリスが太い場合は、5、6回巻くだけの場合もあります。

針の結び方は外掛け結びをよく使っています。

注意する点は、最後にラインを締める場合に、ゆっくり締めることです。一度にぎゅっと締め付けると、ちもとの近くのラインがよれよれになってしまいます。

イメージとしては、最初に巻き付けた余分なラインをゆっくり締め付けます。
次に、ちもと(根元)側のラインを結び目を持ってゆっくり締め付けて、もう一度、余分なラインの方を締め付けます。

これでおおよそ、締め付けが完了ですが、最後にもう一度、ちもと(ねもと)側のラインを引っ張って締め付けます。
最後の締め付けは、強めにします。

ここで針がすっぽ抜ける場合は、失敗です。


また、結び終わったら、針のかかるもの(プラスティック段ボールなど)に針をかけて、ラインを少し強めに引っ張って、針が抜けないかをチェックします。
このチェックを怠ると魚が針に掛かっても手元に持ってくる前に針がすっぽ抜けるので、必ず、すべての針の結びの強度を確認します。



外掛け結びの場合、針に巻き付けたラインが巻き付けた順番に並んでいないと、すっぽ抜けるため、巻き付けるときに指先を使って、ラインを押し込みながら巻くとよいと思います。


の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-ちもと



大小の針の組み合わせ例

��1)丸せいご7号(大)+キススペシャル5号(小)
の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-丸せいご7号+キススペシャル5号



割合入手し易い針の組み合わせです。

丸せいご7号はトリックサビキにはやや大きめの針ですので、小さい針を巻くのに慣れないうちはこの組み合わせで作るとよいと思います。


��2)市販のトリックサビキ5号の赤い針(小)+キススペシャル7号(大)
の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-市販改良


トリックサビキの仕掛けが絡まってしまったり、外側の大きい針が欠けたりすることがあります。
そのような場合は、小さい方の赤い針だけを持ち帰って、トリックサビキの針として再利用します。

赤い小さい針は市販品ではおそらく販売されていないため、貴重なためです。

キススペシャル7号でなくても、丸せいごでも、チヌ針でも大きめの針であれば、何でもいいと思います。


��3)F1キス8号+キススペシャル5号
の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-F1キス8号+キススペシャル5号


両方とも非常に鋭利なキス針です。
キススペシャルは、針のあご(ふところ)の部分が小さいためトリックサビキの小さい針に形状がよく似ています。
個人的には一番のおすすめです。


��4)F1キス8号+ファーストキス4号
の・ん・び・り(したい) 手漕ぎボート釣り-F1キス8号+ファーストキス4号


この組み合わせも両方ともキス針ですので、非常に鋭利です。

ファーストキスとキススペシャルの違いは、あご(ふところ)の大きさです。
写真では違いがわかりにくいと思いますが、ファーストキスの方が若干ふところが大きくなっています。

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